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Hawaiian Cultureの最近のブログ記事

フラの母

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? Hawaii is hula and hula is Hawaii

  *フラとはハワイであり、ハワイとはフラだ

 

と言う言葉を耳にしたことがあると思います。

 

また、「Hula is Life」(*フラとは人生そのものである)という言葉もフラに携わる人であれば

一度は聞いた事がある言葉だと思います。

 

この2つの名言を残したのが、「フラの母」と呼ばれる

Maiki Aiu Lake(マイキ・アイウ・レイク: 1925年 - 1986年)です。

 

以前、「Pua Lililehua」の記事を書かせていただきましたが、

この曲は、マイキ・アイウ・レイクを想って作られた曲ですね。

 

 

マイキ・アイウ・レイクは、フラがハワイの伝統であることを意識しつつ、その継承のために

ふさわしい指導者の育成に努めた人物で、実に42人ものクムフラを排出した方です。

 

また、上述の言葉以外にもフラを学ぶ教室のことを「Hālau:ハラウ」と名付けたのもマイキですし、

Hālauは「Ohana」であるとし、生徒同士は兄弟・姉妹であるという考え方から一緒に学ぶ同士を

フラシスター、フラブラザーと呼んだのもマイキで、その呼び方は現在でも使われてますね。

 

現代のフラ界を語る上で欠かせない人物であることは間違いないですが、当時の活動には批判的な

意見も多かったようです。

昔のクムは、同時に何人もの生徒はとらず、また元来口承により伝えられてきたフラを、

黒板を使い生徒にノートをとらせる教え方は、伝統にそぐわないとされ、自分の名誉と利益のために

活動しフラを侮辱しているとさえ言われたそうです。

 

それでも、批判に耐えながら教育を続けた彼女の長年の努力は、後年ようやく認知され、

ハワイ観光局からハワイ文化を保存し、広めた第一人者として「マハロ賞」を授与され、

その功績を讃えられます。

 

こうした先人達の努力があって今があることに感謝してHulaを学んでいきたいものです。

 

 

 

ヒイアカとは、火の女神・ペレの姉妹である女神達の総称です。

勘違いしている人も多いようですが、「ヒイアカ」は特定の女神の名前ではありません。

 

海や山を旅する人々をやさしく見守るという心優しい朗らかな守り神で、その人数は30人以上いると

されています。

「ヒイアカ」は「持ち上がる影」と訳されます(「ヒイ」は持ち上がる、「アカ」は影を意味します。)

これは、夜明けに陽の光が雲に当たり影の部分が朝焼けの光に当たって輝いて浮かび上がる様子を

指しているそうです。

また、マナカードの一枚にも出てくるHi`iakaですが、そのカードの意味は「献身」です。

Hiiaka.jpg

 

ヒイアカの姉妹の中で、もっとも有名なのは「Hi’iaka i ka poli o pele」でしょう。

oliの中でもよく登場するので、フラステージでKahikoをごらんになっているとよく耳にする名前だと思います。

 

「Hi’iaka i ka poli o pele」は、Kāne(天上の父)とHaumea(大地の母)の娘で、卵の形をして生まれ、

故郷のカヒキ(現在のタヒチ?)からハワイにたどり着く航海の間、ペレがその卵を抱え育んだため、

ペレがもっとも愛した一番下の妹であると言われています。

Hi’iaka i ka poli o peleの意味は、その名のとおり「ペレの胸に抱かれたヒイアカ」という意味です。

 

ペレの伝説の中にも登場しますが中でも有名なのが、彼女がペレの頼みでカウアイ島までペレの愛した

ロヒアウを救出に行くという物語でしょう。

 

ヒイアカ・イ・カ・ポリ・オ・ペレは、ハワイ島・プナのレフアの森の花先に住む精霊・ホオポエから

Hulaを学んで人々に伝えたとされていることから、Hulaを信仰する人々の間ではHulaの女神とされ、

ペレから魔法の力を授かり診断をしたり、時に命を蘇生させることもあったことから

ヒーリングの女神としても崇められています。

 

さて、前述したように、ヒイアカは総勢で30人以上いるとされていますが、その一部を挙げると、

 ・ヒイアカ・イカマカオカオプア: 雨雲の前にいるヒイアカ

 ・ヒイアカ・イカワイロア: 命の水の中にいるヒイアカ

 ・ヒイアカ・イケアウミキ: 引き潮の中にいるヒイアカ

 ・ヒイアカ・イケアウカー: 満ち潮の中にいるヒイアカ

 ・ヒイアカ・カアラヴァ・マカ

 ・ヒイアカ・カレイイア: 花環のヒイアカ

 ・ヒイアカ・カプエナエナ: 熱い山のヒイアカ

 ・ヒイアカ・ノホラニ: 天国、空にいるヒイアカ

 ・ヒイアカ・リヒリヒオカレフア: レフアの花先にいるヒイアカ

 

などなど・・・

彼女たちは、それぞれ様々な姿で自然の中に息づき、今でも旅人を見守っているといわれています。

 

Mahina: 月

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今夜は十五夜

鎌倉は、雲が多いですが切れ間からまん丸お月様を見ることができました。

P1070885.jpg DSC_3253.jpg

日本では、わらべうた『うさぎ』で十五夜のお月様を見てはねるうさぎの様子が描かれていますが

ハワイでは月の女神・ヒナがタパを作っているのでしょうかね?

 

さて、ハワイでは月の事をMahina(マヒナ)と呼びます。

ハワイアンの祖先は夜空に輝く星々の配置や動きを羅針盤にして偉大な航海術を発展させました。

星々と同じように月もハワイアンの生活の中でとても重要な位置を占め、彼らはマヒナの運行に

基づいて生活をしていました。

それぞれの月の段階には特定の名前があり、農業や漁業、集会をはじめ様々な宗教的儀式やカプ

にも関連していたそうです。

 

ハワイアンの伝統的な月暦は29.5日の周期でした。

およそ30日間の周期は三つに分けられ、この10日毎の周期は「Ana hulu」(アナフル)と呼ばれ

フラや儀式などの様々な周期として使われました。

 

ちなみに十五夜のことは、Hōkū(ホークー)といい、満月の三日目の夜を指します。

ちょうど周期の半分になり月の暦が頂点を迎え、すべての植物を植えるのに最高の日とされています。

また、結婚してお祝いする3日間の最初の日とされています。

 

 

メレに隠された意味

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チャントやフラソングには、表面の意味とは異なる隠された意味があることは、

フラをやられている人ならほとんどの方がご存知のことだと思います。

 

愛・自然・神々・土地・草花・生き物など、あらゆるものが主題として作られていますが、

隠されたた意味も、一つだけではなく二重・三重と幾重にあるといわれています。

よくよく紐解いてみると、かなりきわどい(?)性的描写をされているmeleが多く見受けられます。

 

性的描写のことを綴ったMeleを舞台やステージで、満面の笑顔で踊ってらっしゃるのを

見ると、見ているほうが恥ずかしくなることもたびたびです(笑

ハワイの方々がこれらのMeleで踊るときは、ときにコミカルでとても楽しかったりします。

 

王族のことを唄ったMeleでは、繁栄と権威の象徴としてたびたび性器を取り上げたりしていますよね。

欧米もそうですが、性に対するハワイアンの考えはとてもオープンです。

 

性的描写は、ホントは人間にとってとても重要なこと。

人種の違いといってしまえばそれまでなのでしょうが、日本人は慎ましやかさに

美徳を求めるせいか性描写に対しては閉鎖的なところがありますね。

 

せめて、フラを踊るときはハワイアンのオープンさを見習いたいものです。

 

 

pohaku : 石

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ハワイ諸島がまだハワイ人だけのものであった頃、すなわち19世紀初頭にカメハメハ大王が

ハワイ諸島を統一する頃までは、ハワイ各島では、

クー、カネ、ロノ、カナロアの四大神をはじめ、「八百万の」神々、精霊が信仰されていました。

カメハメハ大王も守護神として、戦いの神クー・カイリ・モクを厚く信仰していました。

 

それらの神々や精霊に祈りを捧げる場所として、ヘイアウ(神殿)が建設されました。

建設にあたっては、その土地の大酋長の命令で、カフナ・クヒクヒ・プウオネと呼ばれる技術神官が

設計を行い、酋長の治める土地の人達総出で建設にあたりました。

大きなヘイアウは、熔岩を城壁のように積み上げて作られたために、多くの人手を必要としたといいます。

カメハメハ大王は、予言に従ってハワイ統一祈願のためのプウコホラ(鯨の丘)・ヘイアウという壮大な

ヘイアウを建設したときには、平民階級のみならず、貴族階級、そして大王自らもが石を運んだと

言われています。

 

ただ、古代ハワイの宗教は何も大がかりなヘイアウだけを舞台としたものではなく、もっと深く人々の

生活に根ざしたもので、一般の家屋にも、「ポハク・オ・カネ」(創造神カネの石)と呼ばれる大きな石が

据えられているのが普通でした。

この石の周りには通常、ティーの木が植えられ、もっぱら男性の手で、豊穣の祈りなどが捧げられたと

いいます。

ポハク・オ・カネとヘイアウの中間の規模のものとして、海辺や川沿いには、「コア・クウラ・ホオウル・イア」(略してコア、と呼ばれる)という祈祷所がありました。

そこには、魚の形をした石が置かれ、漁の神であるクウラに祈りが捧げられました。

また、多くの場合、コアは2つ対になる形で設置され、片方は漁の女神、ヒナヘレのためのものでした。

その他、カヌーの安全航海など様々な目的で祈祷所が建てられましたが、

いずれもその中心にあったのは「石」(ポハク)であり、古代ハワイの人々が、霊力(マナ)の宿りどころとして、

いかに石を大切にしてきたかがわかります。

 

カメハメハ大王は、実在の人物ですが、神格化された言い伝えも多くあります。

その1つに”ナハ・ストーンの伝説”があります。

現在、ハワイ島ヒロの市立図書館前にある3.5トンもある巨石ですが、

  「ナハの石を持ち上げた者は天下を制する

(ただし、トライして失敗した者は頭を割られる)と代々言い伝えられていました。

この石を、15歳のカメハメハが見事に持ち上げたと言われており、後年言い伝え通りにハワイを

統一します。

 

ほかにも石にまつわる話をいくつか紹介します。

ワイキキのクヒオ・ビーチ、ホノルル警察分署のすぐそばには「カフナ・ストーン」「ヒーリング・ストーン」とも呼ばれている「魔法の石」があります。

この石は、16世紀にタヒチからハワイにやって来た4人のカフナが、各々のパワーを石の中に封入したという伝説が残されており、4人のカフナたちは、この優れた”ヒーリング・パワー”でハワイの人々を癒し、タヒチに帰って行ったといいます。

 

——- 世界の人々が、ハワイに訪れるのは、この「魔法の石」の癒しのパワーに引き寄せられているのかもしれません。

 

オアフ島中央部に広がるパイナップル畑の中に、王族の女性達が子供を出産したと言われる場所があります。

その場所には、いくつもの石が点在しており、中でも最も大きな石は、母親が出産しやすい姿勢で座れるように掘られているそうです。

この石は”バースストーン”と呼ばれ、ここで生まれた子供は、強く賢くなると信じられていました。

現在では、子供を望む女性がこの石に触れると子宝に恵まれると言われ、たくさんの供え物が捧げられています。

 

マウイ島・ナハイナ港の岸壁の海側(図書館の裏手)の波打ち際にいくつかの石が集まっているところが

あります。

この中で、特に大きく目立つ椅子の形をした「ハウオラ・ストーン」があります。

昔、ハウオラという女性が、敵から身を守るために神によって石にされたという言い伝えがありますが、

 他にも「この石に座ると子どもを授かることが出来る」とか

 「海に向かってこの石に座り、寄せる波に足を洗わせると、病気や怪我が治った」とか

 「生まれた子どものへその緒をこの石の上に置くと、その子は強く健康に育つ

などの言い伝えがあるそうです。

この石はハワイの中でも、ひときわ強いヒーリング・ストーンだといわれています。

 

ハワイでは、ヘイアウのような生命に関係する場所にある石を勝手に動かしてはいけないというカプ(タブー)があります。

これは、石にはその土地その土地の「命」が宿っているとされるからだそうです。

 

 

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