万国共通で神聖な色と言えば白ですが、国によって特別な意味を持つ色が存在します。
ハワイを含むポリネシア一帯では赤がとても神聖な色でした。
血液や溶岩を象徴する色として、またオヒア・レフアを差す色でもあります。
赤い色のものは、通常クー神に捧げられ、赤色の魚はロノ神に捧げられました。
また、火山の女神・ペレのための色でもあり、ペレを先祖に持つ家系では亡くなった際
その亡骸をHā`ena(ハーエナ:赤色のカパ)にくるんでキラウエア火山の火口に
投げ込んだといいます。
ペレを題材にしたMeleで踊る時に赤い衣装を身にまとうのはそのためです。
さて、ハワイには白や赤以上に神聖視された色があります。
それは、Malemele:黄色です。
黄色のカバ布はカーネに奉納され、フラの女神を奉ったラマの木は常にオーレナで染められた
黄色のカパ布で巻かれていました。
トカゲの神であるモオをアウマクアに持つ人々の遺体は黄色のカパに包まれれ奉納されたそうです。
また王族や首長の女性が愛用していたlei hule(レイ・フル)も黄色の羽がメインに使われて作られ
`ahu`ula(アフウラ:マント)やmahiole(マヒオレ:ヘルメット)など、神々をイメージするものも
黄色を基調に作られるものが多かったようです。



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