【 学名 】Musa paradisiaca
【 ハワイ名 】 Mai’a
バショウ科バショウ属(もしくはバナナ属)
【原産地】食用バナナの起源は東南アジア.
現在主流となっている種なしバナナはマレー半島が原産
※50以上の種類があり、古くから食用に改良され、東南アジアから太平洋一帯にかけて分布域が広がります。ハワイへはポリネシア人によって持ちこまれました。
日本では、昨今「バナナダイエット」として女性に脚光を浴びているようですが、
ハワイの伝説によれば、カーネとカナロアがハワイに持ち込んだとされておりカーネが育てるのが
上手いといわれています。
また、カナロアのキノラウ(化身)とされているおりハワイアンにとっては神聖な食べ物でした。
そのため、アリイとカフナだけの食べ物であったという話があったり、「マイア・レレ」と呼ばれる
種は「愛の魔法」に使われたという話もあります。
(*レレは「空を飛んでいく」の意)
特に女性は、黄色く熟した「マイア・イホ・レナ」と「マイア・ポポ・ウラ」は食べることを
禁じられており、食べたことが知れると死が待ち受けていたといいます。
ちなみに、このカプ(禁忌)はカメハメハ大王が亡くなり、リホリホが廃止するまで続きました。
フラ関係者もサトウキビやタコと同じように食べてはいけない食物とされていました。
これは、バナナの皮が滑ることから「振りが滑り落ちる(=忘れる)」とされ、やはり縁起が
悪いとされていたためです。
ハワイでは、バナナの夢は縁起が悪いといわれ、バナナを運ぶ者と出会うことや船に乗るときに
バナナを持って行くのは不運をもたらすとも言われていました。
また、笑って話すのは「熟れたバナナ」、美しい人は「若いバナナの葉」といった比喩的表現に
多く使われていたことなどから、古くからハワイの日常生活に深く根づいていた食物といえます。



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