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2009年8月14日アーカイブ

モカウエア島

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ハワイ諸島は、8つの主要な島と

大小さまざまな島から構成されているのは

ご存知かと思いますが

地図にも載らない小さな島が

あることをご存知でしょうか?

 

オアフ島・ホノルル空港近くのサンド・アイランドの

先に在る10エーカー(約40,000㎡)足らずの小さな島、

モカウエア島

 

 

かつて自給自足だったモカウエア島の暮らしは

先住ハワイアンの教え「アフプアア」(土地制度)の

教えに由来します。

 

アフプアアとは、土地を区分する制度でカメハメハ3世の時代に

制定されたもので、首長であるアリイが

その土地を管理していました。

 

1800年代のモカウエア島住民は

畑にタロイモ、茄子、ねぎなどを植え

島にある養魚場に魚を囲いこんだり

カヌーで漁にでたりして自給自足の

生活を営んでいました。

 

しかし、島周辺の近代化が進むにつれ

環境は徐々に破壊され、さんご礁は傷つき

海草は死に絶え、島周辺の魚は姿を消していきました。

 

魚の代わりにゴミが流れ着き外来種の植物や

海草が島を侵食していきます。

こうして自給自足の生活が困難になっていき

島民たちも離れていってしまいました。

 

現在、モカウエア島に居住しているのは

たったの3世帯だそうです。

 

先住ハワイアンは、自然と共存しながら生きていて

収穫祭の後は、大地を休め、禁漁期間を設けるなど

資源の獲りすぎは厳しく管理されていました。

 

アフプアアとは、モカウエア島が失った

エコシステムそのものだったのです。

 

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 

エコシステムを失ったモカウエア島

その状況に注目し島の再生に向けて活動している

環境保護団体があります。

カイマカナ(”海からの贈り物”の意)です。

 

2004年、モカウエア島住民の意向を受け

島の再生復興プロジェクトがスタート

その目的は、モカウエア島周辺の水質を改善し

養魚場に再び魚を取り戻し、荒れた大地を耕して

作物を収穫すること。

 

そして、アフプアアの思想が根底に流れる

自給自足生活の可能性を将来のハワイを

背負ってたつ子供たちに教えていくことだそうです。

 

 

環境保護が叫ばれる昨今。

ワイキキから目と鼻の先で起こっている現実

ハワイだけに限らず、自分たちが住む土地や海の

環境保護の大切さを身をもって知ることは

環境を破壊してきた人間の使命なのかもしれません。

 

モカウエア島が再び息を吹き返すそのときがくる日を

願ってやみません。

 

KaiMakana(カイ・マカナ)の詳細はホームページをご覧ください。

 → http://kaimakana.org

 

 

              
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