Kapa(カパ)とは、古えよりハワイに伝わる
樹皮を使って作る伝統的な布のことです。
木から布地を作る文化は、ポリネシアの各地や
日本などあらゆる土地に伝わっています。
ハワイでは、カジノキ (ヴァウケ)の樹皮を
水に浸してやわらかくし、
木の棒(イエ・クク)で叩いて延ばし、乾燥させ、
ハワイの植物から作る天然素材の染料や土を使って
染め上げ、オヘカパラ(オヘ=竹、カパラ=印刷)という
スタンプで模様をつけていきます。
これらの工程を全て手作業で何ヶ月にも渡って行います。
【 オヘカパラ 】
こうして膨大な時間をかけ手作業により作られるカパは
とてもやわらかな質感と美しい風合いが
出せるのだそうです。
カパつくりは、昔からどの家でも行われていて
女性の役割でした。
かつてのハワイでは、祖母から母、そして娘へと
代々受け継がれたそうですが、
近代では他のハワイ文化と同様に
姿を消しつつあるそうです。
用途としては、古代ハワイでは日常身につける服や
寝具として使われていたようですが
現代では、伝統的な儀式や遺骨を包むなど、
特別な機会にだけ使われます。
Hulaでは、Kahikoの際にKumu Hulaが身に纏ったり
踊り手が身に着けているのを目にします。
踊り手が着けているのは[pa`ū.pa`ū.](パッウーパッウー)と
言います。
他の布地で作られたものも総じてpa`ū.pa`ū.呼ぶようですが
本来はKapaで作られたものだけを指します。



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