ハワイとサトウキビというとサトウキビプランテーションを思い起こす人が多いでしょう。
約150年前、ハワイを拠点とするサトウキビプランテーションの経営者たちは、
中国や日本、フィリピンなどから労働者を受け入れて、
世界中から需要の高かった砂糖市場を支えていました。
このときハワイに移民した人々は、決して裕福ではなかった
ハワイの経済だけでなく、ハワイの社会や文化に対しても
甚大な影響を与えたといいます。
このようにハワイの歴史をひもとく際には切ってもきれない関係があるサトウキビですが、
意外にも、フラダンサーには好ましくないとされる説があります。
サトウキビを表すハワイ語は「
同音異義語として「成就する」という意味があります。
「成就する」のであれば良い意味のように思われますが、
もし、フラの生徒がサトウキビかじりにふけっているようなら、
その生徒の修行は成就しないというのです。(Emerson 1832年 - 1915年)
なぜ「成就する」ではなく「成就しない」なのか?
明確な説明はなされていませんが、
修行中の身でありながら、「成就」にふけるようでは大成しない
という戒めだといいます。
また、ハワイでは謙譲を美徳とすることから、サトウキビを食べる行為を
「驕り高ぶる行為」としてとらえていたのかもしれません。
これだけでは、単なる戒めや迷信のように聞こえますが、
ハワイでは、言葉そのものに力が宿るとされます。
Hulaが言葉そのものであるとするならば、
あながち迷信とはいいきれないのかもしれません。



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